稽留流産を経験して 

2018年4月自然妊娠し6月に8週相当の稽留流産となり手術をしました。現在2回目の妊娠中で、これはその1回目と2回目の記録。現在30歳結婚3年目。

23w0d 今だから読んだ本シリーズ

今だから読んだ本シリーズ~妊娠・出産編~

「私、子ども欲しいかもしれない。」 犬山紙子

独身で子を持たないと選択した人、独身で子を持ちたいと願う人、 妊活中の人、レズビアンの人・・・さまざまな立場、さまざまな選 択をした人にインタヴューしてまとめた本。実生活ではなかなかそ こまで突っ込んできけないそれぞれの考えを変わりに聞いてくれて いて、まるで女子会を盗み聞きしているかのような面白さであった 。
一番心に残った箇所は
「昔から子どもは好きだったけど、結婚して産んで育てるのは、人 の人生を背負うって考えちゃってなんか怖かったんだよ。でもでき ちゃって、その子どもの生きたいって意思を感じたら、自分が育て てあげるなんて、おこがましいなって思った。自分の分身とかそん なんじゃなくて、一人の人間として、私はこの子のサポートをして いきたいって思ったの」
という文。
これを読んでから1週間くらい、この文を思い返しては「子育て」 という言葉について考えていた。
「子育て」なんて、そもそもおこがましいのかもしれない。産まれ てきた子には、最低限の教育、例えば、服を着るとか、挨拶をする とか、そういったことは教える必要があるだろうが、その子の進む 道は他の人間である私が決めることでは全くないのだろう。
そんなことを考えながら、私は産まれてくる子との「出会い」を楽 しみにしたいな、と思った。産まれてくる子は私とは別の個性を持 った別の人なんだから。

読んだ満足度★★★★☆
おすすめ度★★★☆☆

 

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